エリート上司と秘密の恋人契約
どんな人がいるのかは分からないけど、きれいな女性がいたら嫌だなと思った。


「全部で五人いるよ。ロボットのほうには二人」


「そ、その二人って、きれい? 若いの? アメリカ人だよね?」


「美弥、心配してるの? 一人は30代後半で結婚してる。もう一人は25才って、言ってたかな。日本人とのハーフだけど、きれいといえばきれいかな」


「ハーフできれいなんだ……」


25才できれいだという人が気になった。


「でも、美弥には関係ないよね」


「えっ? どういうこと?」


確かに同じ会社とはいえ、日本とニューヨークでは違うし、仕事上で関わりもないから関係はないけど、和真の近くにいる女性を気にしてはいけないの?


「あと少ししか美弥とは恋人ではないし、向こうに行く俺と美弥は何の関係もなくなるだろ? だから……」


和真の言葉に私の心はグサッと何かが刺さった感じがした。

別れているから関係ない。だから、私が気にすることではない、


「そんなの、分かってる」
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