エリート上司と秘密の恋人契約
肌の状態も良くしておかないといけないと、急いでローションパックをする。最近、お肌の手入れをサボっていたから、その後マッサージもしようと考える。

出来る限り、きれいに見えるようにして和真を出迎えたい。


金曜日の夜は定時にあがり、寄り道をしないで真っ直ぐ帰った。全ての行動を早め早めにして、夜は10時にベッドに入った。

ワクワクして眠れそうにもなかったから、ワインを一杯飲んだ。アルコールが回ってきた頃に、まぶたが閉じる。

早く寝ると目覚めるのも早い。時間はまだ五時。早すぎたから、二度寝をしようと再び目を閉じたけど、全然眠くならなかった。


家で待っていても落ち着かないので、お昼過ぎに成田空港へ向かい、到着ロビーで1時間待つ。

ニューヨークからの飛行機が到着して、たくさんの人が出てきた。和真を見逃さないようにと目を凝らす。

いた!

和真~!

大きな声は出せないけど、気付いてもらえるように大きく手を振る。

距離を近付いてきた時、私の存在に気付いた和真と目が合った。和真は微笑んだけど、私の表情は凍りつく。

隣にいるのは誰?

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