エリート上司と秘密の恋人契約
「美弥、こちらはサラ。向こうで同じ研究室にいたんだ。サラ、俺のフィアンセの美弥。俺はここから美弥と帰るからいい加減に離してくれない?」


「は?フィ……」


「嫌よ! こんな女、認めない。私のほうがずっといい女じゃないの!」


突然フィアンセと紹介されて、驚く私にサラという人はさらに睨みをきかせた。

改めて近くで見て、思う。確かにいい女だ。

髪の色は明るいブラウン、白い肌にぱっちりとした目、瞳は大きくて黒い。

身長は170はあるかと思われ、ミニスカートから出ている脚は長くて、細い。細い体なのに、胸は大きい。完璧なスタイルといえる彼女は、誰が見てもいい女といえるだろう。

私は、その迫力に怯んでしまい、半歩後ろに下がる。このままくるりと向きを変えて、逃げ出したい。

しかし、和真が私の腕を掴んだ。

自分の腕に絡み付くサラの腕を離して、私を横に並ぶ。位置が逆になり、私と和真にサラが一人で向き合う形となった。


「美弥、帰ろう。早く二人になりたい」
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