エリート上司と秘密の恋人契約
「うん、いいじゃない? 小沢くんだったら、前に一緒に飲んだこともあるし。諸橋くんもいいよね?」


「うん、俺は構わないよ。星川さんさえ良ければ」


和真にまで言われて、断る理由が見つからない。「はい」と了承するしかなかった。

和真がいては、説明することは無理だ。小沢にはまたの機会にしてもらおう。

居酒屋に入るとカウンター席に座る小沢が見えた。小沢は私を見て右手をあげるが、私の後ろで手を振るさやかさんを見て、手をあげた状態で動きを止めた。


「小沢くん、お疲れさま。私たちもご一緒させてもらうことにしたのよ。いい?」


小沢もやっぱり先輩から言われて、断ることが出来なく、店員さんに断って奥のテーブル席に移動させてもらう。


「あ、諸橋副課長~!こっちで一緒に飲みませんか~?」


「わぁ、こっちに来てくださいよ~。ここ、どうぞ~」


近くのテーブル席にいた総務部の女性社員5人ほどが和真を見つけて、キャアキャアと盛り上がる。

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