声が聞きたくて


私の前には一条さん
隣には真純さんが座っている

私が淹れたコーヒーを飲み
テーブルの上には
今日も投函されていた
何も書いていない封書と手紙


今までのはない
だって気持ち悪いから
破って捨てている


「あのマンションは明日から使っても大丈夫です。ここにいるより、安全ですから」


「そうだよ!あずちゃん!明日から……いや、今日からでもあっちで暮らそう!持てる荷物だけ持って、ベットは明日にでも業者に頼んでさ」



二人とも心配してくれている
そりゃそうだ……
ストーカーが近くまで来てる
それを目の当たりにしたのだから。



【時期がきたよ。待っていて】


今回ばかりは
さすがの私もヤバイと思った
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