声が聞きたくて
チカラが入らない身体を
どうにか動かして、逃げようとする
けど、それを楽しそうに見下す男
やっぱり知らない男
ニヤニヤして私に近づいてくる
あ……嫌っ……
あの時のことが蘇る
あの男と……重なってしまった
嫌っ……助けて……やめて……
殺され…る……逃げな……きゃ。
男が覆い被さってきた
と、同時にガコッという音がした
男の体重がズシリと感じた瞬間
男は私の前から遠ざかっていった
何が何だかわからない
なぜ、男が遠ざかったのかも……
それと同時に私の腕を引っ張る誰かがいて、その人に私は抱きしめられていた