声が聞きたくて


「大丈夫だ」


あっ……、
きつく抱きしめられている
私を自分の胸に押し付けている

顔はみれない、けどわかった


『……雅人さん』



雅人さんが何故ここにいるのか
全くわからない


「あー、もしもし、僕です。強姦犯を逮捕したよ?凄くない?だから急いで来て」


……あ、この声……一条さんだ


あ、そうか。
一条さんに鍵を預けてたんだ


あれ?けど一条さんと雅人さん
知り合いなの?


私の頭は混乱していて
雅人さんによって抱きしめられた身体は
いつの間にか震えが治まっていた
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