声が聞きたくて


「あずちゃん、これアレンジお願い」


笑顔で返事をする
花に触れるのは好き
花の匂いも大好き

少し寒いけど
動きやすいパンツに黒いエプロン
エプロンのポケットには
ペンとメモ用紙と、ハサミ


黙々と仕事をこなす
だからあっという間だ



「やっぱり、あずちゃんいると助かるなー、店舗に戻ってきたら?」


言ってくれるのは嬉しい
出来ることなら戻りたい……


笑顔でかわす。
それ以外ない……


「あずちゃん、ちょっと一件配達してくるわ、もうこの時間ならお客さんも来ないだろうから、片付けてていいよー」


そう言って店長はお祝い用のアレンジを持ち、出かけて行った


確か……どこかの店がオープンしたとか。
キャバクラ?いや、クラブだったかな?
ま、そんなことは関係ない
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