声が聞きたくて


「あなたがどうこうってわけではありません……色々な可能性を考えて、です。組長や先代に面通しすれば、あなたの安全は今より保証されます。……が、若はまだ時期じゃないと考えています」


あー……
この人は、雅人さんを大事に思ってるんだってのが、痛いくらいわかった


私が嫌いってわけじゃない
雅人さんを一番に考えてる


少しだけ……
私のことを考えてくれている



私の考えは間違ってない
大丈夫……。




【逞さん、雅人さんのことお願いします】


鞄からメモ帳に書いて見せると
ハッとした顔になる
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