小悪魔な彼の想定外な甘い策略
そんな昔のことを引きずってしまう蓮田さんのことを、何となくかわいく感じてしまう自分に驚きながら、詩音さんのかわいい顔を見つめる。
……お似合いだなぁ、なんて。
カタン
丁度二人とも喋っていなかったので、妙に大きく響いた物音に、思わずビクッとなって振り向く。
「か、梶山く……」
忘れてた。心の底から忘れてた。
詩音さんのインパクトの強さや、蓮田さんの諸々を言い訳に差し引いても、全くもって忘れていた。
なんなら、『偶然じゃん!』とか言ってしまいそうなくらい、ここに梶山君がいるという状況が一瞬理解出来なかった。
「……」
「……」
なんとも言えない複雑な表情を浮かべる梶山君に、曖昧に笑いかける。
「いつから、そこにいたの?」
立ち位置からしても、今来たわけではなさそうだったから。
……お似合いだなぁ、なんて。
カタン
丁度二人とも喋っていなかったので、妙に大きく響いた物音に、思わずビクッとなって振り向く。
「か、梶山く……」
忘れてた。心の底から忘れてた。
詩音さんのインパクトの強さや、蓮田さんの諸々を言い訳に差し引いても、全くもって忘れていた。
なんなら、『偶然じゃん!』とか言ってしまいそうなくらい、ここに梶山君がいるという状況が一瞬理解出来なかった。
「……」
「……」
なんとも言えない複雑な表情を浮かべる梶山君に、曖昧に笑いかける。
「いつから、そこにいたの?」
立ち位置からしても、今来たわけではなさそうだったから。