生神さまっ!
「ほぅ…さすが”夏”…

火力では神よりも強いという噂、真だったか」




「…お前には傷1つ与えられなかったけどなー」



「…その、飄々とした性格も、この世界では珍しい」



「そりゃどーも、!」




夏樹は今度は身をかがめて、卑弥呼の足元に向かって炎を飛ばす。




「…同じ手は効かぬぞ?」




卑弥呼はつまらなさそうに足元にお札を飛ばせ…




「…分かってる」




…て、ない!?





予想以上に速く冬斗が着き、刀で数十枚のお札を一気に切り刻んだ…!

すごい、冬斗…!!




「ほぅ…なかなかじゃ。

だが…」



新たに生まれた別のお札が、今度は冬斗の斬撃をも受け止めた。




あのお札…強すぎでしょ!!

なんでも止めちゃうじゃん!



…っていうか、なんでそんなにあのお札は次々とみんなの攻撃を止められるの…?


これじゃ…手も足も出ない状態だ。



…私だって、2人が卑弥呼を別の場所にやってくれないと…春乃を助けることもできない。




「さぁて、どうする?」



卑弥呼が妖艶に微笑み、倒れている春乃のところでしゃがみ、顔を覗き込むような動作をする。



「…この子もあと少しだぞ?」





< 163 / 686 >

この作品をシェア

pagetop