生神さまっ!
「だから、今更気を使わなくていいんだっつーの。


逆に俺は尊敬する。
…敵である菅原道真の心も理解しようとする姿勢に、な。


昔に精神的に傷ついた秋奈だからこそ、

俺らにも…敵にも、同じ心で寄り添えられるんだからさ」




な?と言った夏樹に、私はほほえんでいた。


目頭が熱い。今まで全然泣かなかったのに。



純粋に…嬉しかった。

自分のことをそんな風に言ってくれる夏樹の言葉が。



「…夏樹、ありがとう」


「おう」




特別な戦友。


その響きは嫌いじゃない…むしろ、好き!



私達をつなぐものがただの"戦友"とゆう名前だけじゃなくって、

特別な…明らかにただの戦だけの友ではない、友達。




「良いこと言うねーなつきぃ!」



「うるせー」



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