あるワケないじゃん、そんな恋。
「グルルルルゥ…」

「あ…!ゴメン!ペソ……!」


思いきり力を込めてた腕を緩めて、ペソの頭を撫でながら何かを言いそうになってた羽田のことを思い出した。



『菅野…俺……』


真っ赤な顔して照れてた。
真剣な表情で、私に何か伝えたい事がありそうだったのに……。



「でも、もうそれも聞く勇気ないよぉ〜!……ペソォ………もしも今日、私が仕事から凹んで帰ってきたら慰めてねぇ…」


「キャン!キャン!」


あ…OK!ですか。
どうもありがとぉぉ〜〜!!




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