クールな王子に捧げる不器用な恋【番外編追加】
パリに来て良かった。勇気を出して彼の部屋を訪ねなかったら、こんな風に彼に見つめられることもなかったかもしれない。
「じゃあ、一緒にシャワー浴びようか?」
聖が私の頬に優しく触れながら誘惑するが、その誘いには乗れない。
私にはハードルが高過ぎる。
「無理です!無理!」
顔を真っ赤にして拒否ると、聖はクスッと笑ってひとりバスルームへ向かう。
「残念。いつか一緒にね」
聖の背中を見送りながら「一生無理」とポツリと呟くと、私はギュッと布団を抱き締めた。
微かに聖の使ってるコロンのいい香りがする。
私と彼の恋人の時間は始まったばかり。
「でも、一生離してやらない」
そう口にしてフフっと笑うと、今のこの幸せを噛み締めた。
運命は……自分の手で切り開くものかもしれない。
そして、私と聖の時間は二人で作っていくもの。
彼が一緒なら、私はもっと強くなれる。
fin.(2015.12.25)
「じゃあ、一緒にシャワー浴びようか?」
聖が私の頬に優しく触れながら誘惑するが、その誘いには乗れない。
私にはハードルが高過ぎる。
「無理です!無理!」
顔を真っ赤にして拒否ると、聖はクスッと笑ってひとりバスルームへ向かう。
「残念。いつか一緒にね」
聖の背中を見送りながら「一生無理」とポツリと呟くと、私はギュッと布団を抱き締めた。
微かに聖の使ってるコロンのいい香りがする。
私と彼の恋人の時間は始まったばかり。
「でも、一生離してやらない」
そう口にしてフフっと笑うと、今のこの幸せを噛み締めた。
運命は……自分の手で切り開くものかもしれない。
そして、私と聖の時間は二人で作っていくもの。
彼が一緒なら、私はもっと強くなれる。
fin.(2015.12.25)


