クールな王子に捧げる不器用な恋【番外編追加】
……佐藤さん……鋭すぎ。
でも、彼女に朝比奈先輩にもうキスされないようにマスクしてる……なんて言えるはずもなく、私は笑って誤魔化した。
「……はは。全然関係ないですよ。全然」
「え~、何こそこそ話してるんですか?僕もまぜて下さいよ」
すぐに立ち直った織田君が興味深々といった様子で会話に加わろうとするが、佐藤さんが彼を睨むように言って拒絶した。
「ガールズトークよ。あんた男でしょう?入って来ないでよ」
「僕、女心が分かる男ですよ」
佐藤さんの言葉にへこたれずに織田君が言い返すが、それで折れる彼女ではなかった。
「女心がわかるならそうっとしておいてね。ほら、電話が鳴ってるわよ」
佐藤さんが織田君に向かって不敵の笑みを浮かべると、彼は拗ねた様子で電話に応対した。
「は~い、織田です」
外線だったのか織田君が急に真面目モードの顔になり、英語に切り替える。
昨日も思ったけど、彼は帰国子女だけあって流暢な英語を話す。高校まではスイスにいて、英語の他にもフランス語とドイツ語を話せるらしい。
でも、彼女に朝比奈先輩にもうキスされないようにマスクしてる……なんて言えるはずもなく、私は笑って誤魔化した。
「……はは。全然関係ないですよ。全然」
「え~、何こそこそ話してるんですか?僕もまぜて下さいよ」
すぐに立ち直った織田君が興味深々といった様子で会話に加わろうとするが、佐藤さんが彼を睨むように言って拒絶した。
「ガールズトークよ。あんた男でしょう?入って来ないでよ」
「僕、女心が分かる男ですよ」
佐藤さんの言葉にへこたれずに織田君が言い返すが、それで折れる彼女ではなかった。
「女心がわかるならそうっとしておいてね。ほら、電話が鳴ってるわよ」
佐藤さんが織田君に向かって不敵の笑みを浮かべると、彼は拗ねた様子で電話に応対した。
「は~い、織田です」
外線だったのか織田君が急に真面目モードの顔になり、英語に切り替える。
昨日も思ったけど、彼は帰国子女だけあって流暢な英語を話す。高校まではスイスにいて、英語の他にもフランス語とドイツ語を話せるらしい。