君に熱視線゚

◇◇◇

「晴樹さん! みんな連れてきたけど席はどうしたらいい?」

合コン会場のレストランに連れて来られた中島達は、いかにもセレブレティなブレザー姿の男子学生達に迎えられていた。

その中でも一際目を惹く男子。彼に中島の従兄は“さん”付けで確認を取っている。


「ああ、好きに座ってくれたらいいよ。
料理もバイキングだし。これでみんな揃ったの?」


軽く指示を出しながら、晴樹と呼ばれた男子は中島達に話しかけた。


「あ、あともう一人は少し遅れて来ます」


晴樹の問いかけに中島が答えた。


「ねえちょっとっ…なんかっやばくない!? めちゃめちゃカッコイイんだけどっ!?…」

「ほんと‥あたし緊張しちゃうよっ」


従兄の後ろで中島達はボソボソと意見を交わし興奮している。


「その子はココの場所分かるの? 分からないんだったら迎えに行かせるけど?」


「あー、一応場所は説明したからわからなかったら携帯に連絡くると思うし‥」


「そっ、んじゃ大丈夫だな。じゃあ始めとくか! そんなに緊張しなくていいよ! 合併前の親睦会だと思って楽しんでくれたらいいし。料理も並んでるから好きな席に座って!」

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