君に熱視線゚


にこにこ微笑み合う二人にキレた晴樹はハンドルを急に切り返す!!


ブォン!キキッ──!!


「おわっ!?とっと‥

──!っ…

ご、ごめん!苗っ///」


夏目は苗の下敷きになりながら謝った

晴樹のその行動が裏目に出てしまったのだ。


‥くそっしまった!!



急ハンドルを晴樹がきったお陰でシートベルトをしていない後部座席の二人は互いにぶつかり重なりあっている‥‥‥


二人の態勢は接近から密着に変わっていた──


「兄さんどうしたの?!ネコでも牽きそうだった?」


夏目の上に乗った態勢のまま苗が聞いた!

「なんでもないから早くソイツの上からどけよ!!」


自分のせいだとはいえ、許せないものは許せない‥‥なぜ、許せないかわからないが再びイライラが晴樹の心を支配しはじめた‥


晴樹の言葉に苗は慌てて夏目から身を起こした。が、途端に夏目に腕を引き戻されてしまった

「うぁ!?」

態勢を崩した苗は再び夏目の水泳で鍛え挙げられた厚い胸板に覆い被さる


そして、夏目もはっとしていた。

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