君に熱視線゚


苗は晴樹と夏目にカートを預け必要な品物をどんどん放り込んでいく‥



「そうだった、お好みの材料も買わなきゃ!
関西風と広島風の二種類だから‥」


苗はそれぞれに必要な材料を手に入れた‥


「これでよしっ!」


カート2台に食料を積むと苗はレジに並び食費と書かれた茶封筒からお金を取り出す‥‥
晴樹はすかさず苗の側にくると、その茶封筒を苗の鞄に押し込み、自分の財布からカードを取り出しレジの店員に渡した‥


「えっ‥兄さん、悪いよっ!?たくさん買い物しちゃったからすごく高いし‥‥‥」


「‥‥‥‥素直に茶封筒しまったヤツが何言ってんだょ」


「え‥エヘ‥だ‥‥だって貯えはあった方がいいに決まってるじゃん///」



苗は晴樹に促されるまま素直に茶封筒を鞄の奥深くにそそくさと、しまい込んでいた…



「もう買うものないだろ?んじゃ行くぞ。」


晴樹の言葉でみんな車に乗り込む‥‥‥
苗の後から後部座席に乗り込もうとした夏目の肩を晴樹は掴んだ。

「ちょっと待て──
お前は助手席に座れ…」


「‥‥ハィ‥」


無口な男二人を前に苗達は後ろで楽しそうにお喋りしている。

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