新世界樹の迷宮－明るい未来を取り戻す旅路ー

「ちょっくら店に入るわ。恭子。やるよ。」
「美智子。タイミング良いじゃない。お願い。○○番に～～で○○番に～～をお願い。」
「はい。」
美智子は夢のカナリアのエプロンを着てウェイトレスの仕事を始めしました。
「凛。キッチンにいる女性が夢のカナリアのオーナーの菅原恭子さんでこの国の大臣の孫娘なんだよ。料理も美味しいんだよ。美智子はうちのチームなんだけど１人じゃ大変だから、美智子がここの店員になってるの。美智子が居ないときはここで働いてるよ。美智子も恭子さんと同じ料理も美味しいんだよ。落ち着いたら美智子と恭子さんの料理を出してもらいましょうか。」
「良いんですか？そんな事をしてもらっても。」
「良いんだよ。２人は新作を作る位の余裕があるくらいだし。それにここは俺らの予約席だから、大丈夫だよ。」
「はい。先にお冷やを置いとくね。落ち着いたら出すから、待っててね。」
「分かったよ。」
「２人のコンビネーションはすごいよ。見てて。」
店が仕込みまで早く片付き、凛たちのご飯を出しました。
「お待たせ。遅くなったけどランチにしましょう。恭子さんもいかがですか？」
「そうするわ。３時から休憩がとれそうも無いし美智子も手伝ってくれくれたから、早く終わったしね。」
みんなでご飯を食べてゆっくりしている時に扉から誰かが入ってきました。
「すみません。只今、仕込み中なんですか。」
「すまんな。恭子。ちょっとどんな状況が見に来てしまってな。」
「おじいさま。」
「だ、大臣。」
「おじいさま。来る時は来ると前もって言ってください。もっときれいにしたに。」
「恭子は元々きれいだから問題はないよ。仕込みは終わってるのかい？」
「終わってます。それでマリンズとランチをしてました。」
「そうか。それにしても早いランチだね。」
「美智子さんがいてくれたおかけで早く終わったんです。」
「美智子さんは冒険者なのにここの手伝ってくれるなんで。」
「美智子さんには冒険をしつつ、ここの店員なってもらってるんで、マリンズに経営者になってもらえないですか？」