恋するキミの隣で。～苦さ96%の恋～

痛そうな、つらそうな本気の恋愛。

そんなんして何が楽しい？

そんなんして何の為になる？


それはかっこつけてる訳じゃなくて、真剣にそう思ってた。


……――――　だけど、今、その理由を知った。



したくてしてんじゃねぇんだ。

気付いたら……そうなってんだ。多分。


なんか気になる。

それぐらいの気持ちだった想いが、気付いたらこんな……


でかくて消せない存在になって、オレのど真ん中に無理矢理居場所を作って陣取ってる。


したくてしたんじゃない。

なりたくて好きになったんじゃない。


だけど……

オレは、いつのまにか小林の事が――――……




多分……

すげぇ好きだ。


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