先輩、ちょっと待って下さい!
「花子しか興味がない」
先輩は、ギュッと抱き締める腕に力を込めてきた。
ずるいよ、先輩…。
そんな、言い方また胸キュンしちゃったよ。
「花子は見ていて、ハラハラするし、ほっとけない。俺が花子をずっと見ていてやる」
「……竜也先輩に見れると、ドキドキします」
ドキドキは、怖くて緊張するという意味で言ったつもりだった。
「なにそれ。思わせ振りなこと言いやがって。やっぱり花子はあざといな。だが、俺にドキドキする花子最高だ」
竜也先輩は、違う意味のドキドキと感じ取ったようだ。
声が、少し嬉しそうだった…。
竜也先輩、本当に私のこと………
「花子、俺と付き合え」
やっぱり竜也先輩は、強引だ。