セピア‐ため息の行方
「ねえ、皆さん喉が渇いていない?もう少しだけ時間があるから、今からお茶室に行って何か飲もうよ。私案内するわ。って言ってもすぐ隣なんだけれどね」
  とそう言うと雛子は皆と共に扉を開けて、外に飛び出した。


  そして隣の部屋のドアを開けると
「あっ、ある。ある。ねえ皆さんは何が良い?あったかいミルクとコーヒーとココアがポットに入っていて、冷蔵庫には冷たいオレンジジュースとグレープにりんごジュースがあるんだけど」
  と雛子が言うと


「そうねえー。モニター室って結構ストーブであったかかったから私は冷たいグレープジュースが良いわ」
 と花梨が言うと


「あっ、僕はホットココアが良いな」
  と峻甫と恭が言った。


「私はあったかいミルクにするわ」
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