工業高校のイケメン達に愛されて【上】
「う、うん…あたしは大丈夫だよ。」
「ごめんな。優介と陸は前からよく言い合いしてるからさ。まあ仲良い証拠かもしれないけどな。」
2人からあたしの方へと視線を移した坂口くんは、申し訳なさそうな表情でわざわざ謝ってくれた。
「あ、あたしは全然大丈夫!!ありがとう坂口くん。」
みんなと一緒にいられて、みんなのお話を聞いてるのは、すごく楽しいし。
…少し、個性は強いけども。
みんなとてもいい友達だと思うもん。
「緋奈ちゃん、成績順位1位なんてすごいね。さすが。」
「あ、ありがとう!坂口くん!」
あはは…さっきの陸くんの声はクラス中に響き渡っていたから、あたしの成績もバレバレだ。
褒めてくれた坂口くんに、ぺこりとお辞儀をした。
「坂口くんは、テストどうだった?」
「ん?俺はねー、ぜーんぜんダメだった。勉強してないもん。」