工業高校のイケメン達に愛されて【上】
「緋奈ちゃん、大丈夫だった?」
「う、うん!全然大丈夫だよ。」
「そっか、よかった。でも、痛かったよね?」
「だ、大丈夫だよ…っ」
坂口くんはニコっと笑ったあと、少し眉を下げて滝本くんに叩かれたあたしの頭を撫でてくれた。
あたしは目線を下へと下げる。
…落ち着くなあ。
坂口くんはなんだか、面倒見のいいお兄ちゃんみたいだなあ。
「えへへっ」
すごーく落ち着くし、安心感がある。
にこりと笑って、坂口くんを見上げる。
…あれ?
なんか、坂口くん顔赤い?
「坂口くん、なんだか顔が赤いよ?」
「えっ?」