工業高校のイケメン達に愛されて【上】



デコピンされたところをさすって、上目遣いなんてするなって。


その表情に…俺は弱いみたいだ。


それにしても…女、か。


まさか、あの時から女が嫌いになった俺が…女を好きになることがあるなんてな。



「相葉くん、あたし…意味わかんないよ?」


「ん?」


「なんであたしは女だけど近づいてもよくて、他の女の子は一切ダメなの?」


「………………。」



それは…。



「ちょっと、聞いてくれるか?」


「ん?」


「俺が、女が嫌いになった理由____。」



真面目な顔で中村を見つめると、中村は大きく目を見開いて、喉元が下に動いたのがわかった。


…あれは、俺がまだ小学1年生くらいの頃。


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