鈍感ちゃんと意地悪くんの周囲の人々
信じられない!
と言った風に、立花ちゃんが目を見張った。
きっと今のでさっぱり目が覚めたことだろう。

「え~?」

首をかしげている。
普段真面目な立花ちゃんは、ぐっすり寝てしまったことに納得がいってないようだった。

「飯食って、動いて、喉潤して満足して、寝るって。
お前は本当におこちゃまだなっ」

瀬田に笑われている。
まぁ、確かにあの先生の授業は眠いよな、それも体育のあとでは尚更。
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