奏で桜
今はただ…
何故?どうして?を
巡り巡ることしか出来ない。








「さあ、行くわよ〝アルト〟!!
私たちが〝本当の自由〟
を手にするために!!」


「はい…。
お嬢様のお望みとあらば…。」













…そんな彼女に対する

〝不安と動揺〟、〝決意と覚悟〟を

身体の内に秘め、
僕達は翌日、屋敷を出たのだった。


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