【短編】恋愛事情
あくりちゃんと話しをするのは、隠し事なく今までの彼女のことも知ってるから、気楽に話しできる。

下心もあるんだが…
あくりちゃんは、てんで相手してくれないし、他に俺を好きだと言ってくれる相手ができたら、そっちの相手とよい仲になってしまったりする。

そんなことがあっても変わらずに付き合ってくれるあくりちゃんだから、気楽であり好きでいられるんだ。

時折、男としての対象にされてないことが寂しく思ってしまうこともあるんだけどね。
そんな身持ちの固さが好きでもある。
だって、彼女になってもらうなら、簡単に男になびいちゃうような女じゃ嫌だもんね。


そんなあくりちゃんと、一年ぶりくらいの再会だった。

なんでこんなに期間が空いたのかってのは、あくりちゃんの話しにもあったけど、彼女がいたからだ。
まぁ、既婚者の俺に彼女がいるってなんて、あくりちゃん以外に話せないから、とても助かる。

どうせ呑みに行ったりするなら、ムサイ男とより女のがよいし、あくりちゃんとなら付き合いたいと思えるくらいの相手だから、一緒にいても楽しい。

彼女以外でも付き合いたいって言ってくる女がいたりするから、そんな相手のことも話したりする。










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