イケメン御曹司に独占されてます
『秀明は小学校からずっと空手を習ってる。すごく強くて、五年で全国優勝したらしい。
あいつ外見は優男風だけど、怒ったらすごく怖いよ。萌愛ちゃんは知ってるか。
結局大学卒業まで続けて、いつだったかな、大会六連覇したこともあったな。俺? 俺はずっと帰宅部』
怖い人たちに絡まれたとき、池永さんが怪我をしたらどうしようってすごく怖かった。
だけど、池永さんはすごく強くて……。助けに来てくれたことが信じられくて、だけど嬉しくて。
『きみがうちの会社の面接にきたとき、秀明が見かけたらしい。
父に滅多に頼み事をしない秀明が何を頼んできたのかと思ったら、きみを第三営業部に配属させてくれって言ってきたんだって。
経理に行かせたかった人事部長とちょっと揉めたらしいけど、最後は御曹司のゴリ押しで決めたって。
……理由? 当然、他の男に取られたくないからだろう? ……あいつ、結構独占欲強いみたいだな』
第三営業部に配属になった時は本当に驚いたけど、滝川さんや佐藤さん、たくさんの人たちに出会えて成長していけることは本当に嬉しい。
だけど……。配属を変えたなんて本当なの? そんなの……とても信じられない。
源兄ちゃんの住む町の駅で降りて、改札を出る。
駅前の商店街で手土産のりんごを買って長い坂道を下る。
公園を過ぎたら、すぐ右手に曲がって——。
『今日は幼馴染の家に行ってるって聞いたよ。秀明の小学校からの親友だ。
……きみもよく知ってる人じゃないかな?』
あいつ外見は優男風だけど、怒ったらすごく怖いよ。萌愛ちゃんは知ってるか。
結局大学卒業まで続けて、いつだったかな、大会六連覇したこともあったな。俺? 俺はずっと帰宅部』
怖い人たちに絡まれたとき、池永さんが怪我をしたらどうしようってすごく怖かった。
だけど、池永さんはすごく強くて……。助けに来てくれたことが信じられくて、だけど嬉しくて。
『きみがうちの会社の面接にきたとき、秀明が見かけたらしい。
父に滅多に頼み事をしない秀明が何を頼んできたのかと思ったら、きみを第三営業部に配属させてくれって言ってきたんだって。
経理に行かせたかった人事部長とちょっと揉めたらしいけど、最後は御曹司のゴリ押しで決めたって。
……理由? 当然、他の男に取られたくないからだろう? ……あいつ、結構独占欲強いみたいだな』
第三営業部に配属になった時は本当に驚いたけど、滝川さんや佐藤さん、たくさんの人たちに出会えて成長していけることは本当に嬉しい。
だけど……。配属を変えたなんて本当なの? そんなの……とても信じられない。
源兄ちゃんの住む町の駅で降りて、改札を出る。
駅前の商店街で手土産のりんごを買って長い坂道を下る。
公園を過ぎたら、すぐ右手に曲がって——。
『今日は幼馴染の家に行ってるって聞いたよ。秀明の小学校からの親友だ。
……きみもよく知ってる人じゃないかな?』