イケメン御曹司に独占されてます
「秀明くんじゃないか!! やぁ、拓哉くんも。今日は会長も一緒かい?」
「茨木専務。今日は奥様は……」
「家内が急用でね、今日は七海ちゃんと萌愛ちゃんに付き合ってもらったんだ」
「これはこれは……。専務、両手の華は余りにも美しい。僕らにも少し分けて下さいよ」
同じくタキシード姿の岡田さん。茶色い髪と瞳。蝶ネクタイ。こんなの、プリンス仮面様そのものだ。
暫くのあいだ見とれていると、岡田さんがなに?と優しく目を細めた。
ぶしつけに見つめてしまったことに気づいて慌てて目を逸らすと、何もかも分かったような微笑みで返される。
そんな私に、池永さんが少し不機嫌そうに言った。
「お前、その格好……」
「あっ……。すみません、似合わないですよね。あのですね、これは……」
「誰も似合わないなんて言ってないだろ」
慌てる私に、ますますぶっきらぼうに返す池永さん。一瞬気まずくなったふたりの空気に、呆れたように岡田さんが入ってくる。
「秀明、褒めるならちゃんと褒めないと。萌愛ちゃん、今日は別人みたいだよ。いつも可愛いけど、今日はとても綺麗だ。まるでさっき咲いたばかりの薔薇のようだね」
「はっ!? い、いえ、そんな……」
突然の華麗な賛辞に、これまた動揺する。
しかもプリンス仮面様じきじきのお言葉。
「茨木専務。今日は奥様は……」
「家内が急用でね、今日は七海ちゃんと萌愛ちゃんに付き合ってもらったんだ」
「これはこれは……。専務、両手の華は余りにも美しい。僕らにも少し分けて下さいよ」
同じくタキシード姿の岡田さん。茶色い髪と瞳。蝶ネクタイ。こんなの、プリンス仮面様そのものだ。
暫くのあいだ見とれていると、岡田さんがなに?と優しく目を細めた。
ぶしつけに見つめてしまったことに気づいて慌てて目を逸らすと、何もかも分かったような微笑みで返される。
そんな私に、池永さんが少し不機嫌そうに言った。
「お前、その格好……」
「あっ……。すみません、似合わないですよね。あのですね、これは……」
「誰も似合わないなんて言ってないだろ」
慌てる私に、ますますぶっきらぼうに返す池永さん。一瞬気まずくなったふたりの空気に、呆れたように岡田さんが入ってくる。
「秀明、褒めるならちゃんと褒めないと。萌愛ちゃん、今日は別人みたいだよ。いつも可愛いけど、今日はとても綺麗だ。まるでさっき咲いたばかりの薔薇のようだね」
「はっ!? い、いえ、そんな……」
突然の華麗な賛辞に、これまた動揺する。
しかもプリンス仮面様じきじきのお言葉。