流れ星に4回目の願いを呟く時。
 不登校とも言える。


 カケルは月曜日になると、よく学校に行きたくないとごねていたらしく、中学時代しか知らない者としては想像がつかない。


 しかし、何故カケルが学校に行きたくないのか。それは家庭に問題があった。



「父さんはあの頃、毎日のようにいらいらしていた。」


 どうも、カケルの父親とカケルの祖父は、あまり仲が良く無かったらしく、たまに会えば、よく喧嘩になっていたという。


 父親を尊敬していたカケルだったが、バレーを教えてくれたおじいちゃんのことも大好きだったカケルは、それが心に傷を与えていたらしい。


 喧嘩はヒートアップして、時には茶碗が飛ぶこともあったという。その度にカケルは1人部屋で泣いていた。


 大好きな父親と祖父の対立。


 幼い子どもには、それはとてつもなく大きな闇を作る。








< 64 / 210 >

この作品をシェア

pagetop