ブラックⅡ-想い-



その後もお父様はレイジに色々話しかけていたけれど「別に」とか「あぁ」だとかそんな素っ気ない言葉しか返していなかったから



またさっきみたいに義理母が怒り出すんじゃないかと気がきじゃなかったし、レイジの態度はとっても心臓に悪かった。





広間ではお酒を楽しそうに飲み騒ぎするリュウガの仕事関係の人達、そこに引きずられるようにしてリュウガとアキさんも一緒に飲まされていた。





だけど静かに飲んでいるリュウガのお父様とレイジのお父様を見ていると、ふと疑問が生まれる。




だってヤクザ同士なんだよね?


ヤクザ同士って敵なんじゃないの?


なんでこんなに仲良しなの?





いや、でもそもそも敵だったらリュウガとレイジが一緒に住んでるわけないか…




そんな私の脳内を察してかとなりのレイジが口を開く




「佐伯組と神谷組は協定を組んでんだよ。あのおやじ二人は幼馴染」




そうだったんだ、だからヤクザ同士なのにこんなに仲良しなのかと納得しながらも



まさに私の考えていた事を当てたレイジにビックリして思わず目を見開くと




「お前すぐ顔に出るからわかりやすいんだよ」




私すぐ顔に出るんだ…
気を付けよう




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