ブラックⅡ-想い-



それでも私は無視をし続けた



何もなかったかのように歩く
そして何も無かったかのように隣を通りすぎようとした……




「無視しなくてもいいだろ」




でもその願いも惜しく、私の腕が佐伯リョクによって掴まれる。



話したくないのに、レイジにあんな事を言ったこの人の顔も見たくないのに




「離して下さい…」




「経過しないでよ」




そんなの御構い無しで私にニコニコと笑顔を向けるこいつにムカムカとした感情が沸き起こる



私って思ったけど、レイジの事になると短気なのかもしれない



前に廊下で女達がレイジの事を言っている時も相当ムカついたし、今こいつにもものすごくムカついてる



< 79 / 97 >

この作品をシェア

pagetop