美しき夜、北斗七星が輝く
「あっ!はーい!」
美夜が何故か手を挙げた
「あたしトイレ行ってきて良いかな?」
「良いよ!」
「黒木さん
荷物置いて行って良いよ
僕ら見ているから」
「そう?
じゃあよろしくね!」
白羽に真っ白な鞄を渡した美夜は
人混みに紛れて消えていく
私たちはベンチの近くで待つことにした
「萌に斗真
俺も行ってきて良いか?」
「良いよ
私たちここにいるから」
「よろしくな!」
荷物のない樹は美夜の後を追い消えていく
その後姿を白羽と並んで見送ると
私は静かに白羽に話しかけた
「座っていて良いよ
座っても別に可笑しくないし
また発作起きても…ね……」