イジワル社長と偽恋契約
「そんな事よりも…お前少し横になれ。仮眠室使っていいから」
「いえっ、そんな訳にはいかな…………きゃ!」
ゴトッ
カラカラカラ……
仮眠室に連れていかれそうになった私は断ろうと大きく手を振るった時、
給湯スペースに設置してある電気ケトルに手がぶつかりケトルが床に落ちた。
「三井!」
「あっ…」
ケトルに入っているお湯はさっき私が紅茶を飲んだ時に沸かしたばかりで、
それを察した旭さんはとっさに私の腕を引っ張って自分の方に引き寄せる。
床にこぼれたお湯をかぶらなくて済んだ私は、旭さんに抱きしめられる形になり胸は更にドキドキとうるさくなる。
「本当に何やってんだ…」
「すみ…ません…」
旭さんの胸板が目の前にあり、スーツの上からなのに引き締まった筋肉がわかる程…
ほのかに香る清潔感のある爽やかな香りにクラクラしてしまう。
「やっぱり仮眠室で寝てろ」
「でも…この片付けやらないと…」
「他の社員にやらせる。寝てろ」
命令口調で言う旭さんに私はもう「はい…」と頷くしかなかった。
「熱はないんだよな…どこか痛いところあるか?」
私を抱きしめてる体制から少し離れる旭さんは、また私のおでこに手を当てて今度は顔をぐっと近づけて来た。
どうしたらいいのかわからない私は、とりあえず俯き加減で顔を赤くする。
「頭痛が少し…」
「…そうか」
そのまま旭さんは私を仮眠室に連れて行ってくれて「しばらく寝てろ」と言われた私は、言われた通り大人しくベッドに横になった。
ここは彼がよく使う部屋で徹夜した時に使用したりして、旭さんしか使わない部屋だ。
そのベッドに私なんかが寝てしまって本当にいいんだろうか…
やっぱり止めておいた方がとも思うのだが、旭さんに怒られるからここは寝るしかない。
「いえっ、そんな訳にはいかな…………きゃ!」
ゴトッ
カラカラカラ……
仮眠室に連れていかれそうになった私は断ろうと大きく手を振るった時、
給湯スペースに設置してある電気ケトルに手がぶつかりケトルが床に落ちた。
「三井!」
「あっ…」
ケトルに入っているお湯はさっき私が紅茶を飲んだ時に沸かしたばかりで、
それを察した旭さんはとっさに私の腕を引っ張って自分の方に引き寄せる。
床にこぼれたお湯をかぶらなくて済んだ私は、旭さんに抱きしめられる形になり胸は更にドキドキとうるさくなる。
「本当に何やってんだ…」
「すみ…ません…」
旭さんの胸板が目の前にあり、スーツの上からなのに引き締まった筋肉がわかる程…
ほのかに香る清潔感のある爽やかな香りにクラクラしてしまう。
「やっぱり仮眠室で寝てろ」
「でも…この片付けやらないと…」
「他の社員にやらせる。寝てろ」
命令口調で言う旭さんに私はもう「はい…」と頷くしかなかった。
「熱はないんだよな…どこか痛いところあるか?」
私を抱きしめてる体制から少し離れる旭さんは、また私のおでこに手を当てて今度は顔をぐっと近づけて来た。
どうしたらいいのかわからない私は、とりあえず俯き加減で顔を赤くする。
「頭痛が少し…」
「…そうか」
そのまま旭さんは私を仮眠室に連れて行ってくれて「しばらく寝てろ」と言われた私は、言われた通り大人しくベッドに横になった。
ここは彼がよく使う部屋で徹夜した時に使用したりして、旭さんしか使わない部屋だ。
そのベッドに私なんかが寝てしまって本当にいいんだろうか…
やっぱり止めておいた方がとも思うのだが、旭さんに怒られるからここは寝るしかない。