ハラドキ・デスゲーム

スタート




《それじゃあ、ゲームスタートだ

無理矢理にでも参加してもらうからね〜》







そう聴こえた瞬間…

ズドンっと大きな音が聴こえてきた








《さあさあ、天井をご覧くださーい!

天井がどんどん低くなっているのが分かりますかー?


有紗くーん

早く扉の外に行かないと死んじゃうよ〜?》






「ま、マジかよ…っ!?」








コロスの言うとおり

天井が少しずつ下がってきていた


あと数分もしたら俺はぺったんこになる!







《ほらほら急がないと、死んじゃうよ〜》





「…っ…!く、クッソ!!」









天井はもう俺の頭から10センチほどに迫っていた


俺は急いで、扉に向かい扉を開けて外に出た


部屋は俺が外に出ると、すぐに閉まり

俺は部屋の扉を開けてみると、さっきと同じ天井は上にあった




そして外は、部屋の中と同じで…

レンガの通路があり、レンガには血?のような赤い液体がたくさんついていた










「な、なんだよ…これ…」








俺はレンガについている赤い液体を触ろうとしたら……









《さあ、始まったよ!

ハラドキ・デスゲーム!!


君はこのゲームで生きられるか!?


これは君の性格、知恵、身体能力、勇気、パートナー


そして……

時の運で決まるのさ!



君はこのゲームで生き残ることが出来るかな!?



それでは、全てのゲーム参加者が部屋から出ましたので…

ゲームを始めたいと思います!!


もう始めちゃってる人もいるけど…

まあ、そこは置いといて…



ゲーム……スタート!!》









廊下に響き渡るようにコロスの声が聞こえた




どうやら、廊下を見ると

あちこちに、カメラとスピーカーがついていた







コロスのヤツ……

マジで俺や他のプレイヤーを殺すつもりだ…




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