紙飛行機~ラブレターの想い~



「また、紙飛行機......」


言葉を床に落とすように、ポツリとこぼしたその声は、だんだんと薄れていき、吹奏楽部の演奏によってかき消されていく。

昨日と同じだ。状況も、配置も、紙飛行機の少し小さめのサイズ感さえも。
二日連続って、そんなのある?

もうこれは、仕組まれたものとしか思えない。

私はゆっくりと紙飛行機へ手を伸ばす。


フッと一瞬だけ、紙飛行機の真っ白な紙に天高くに広がる空の青さが映ったような錯覚に陥った。


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