強引な次期社長に独り占めされてます!
「一応、念の為に確認なのだが……」
な、なんの確認でしょうか?
「松浦くん。君は昨日の22時頃はどこにいたのかね?」
昨日の22時?
昨日の22時……は、主任の家にいた。
主任に家まで迎えに来てもらって、商店街で告白して大恥をかいて、尚且つ主任の部屋で30分くらい留守番して、ご飯を食べて……。
それから、それからは……えーと。
みるみる真っ赤になっていく私の顔に、社長が不思議そうな顔をする。
まさか、こんな重苦しい雰囲気の中で『上原主任の家でいけないことをしていました』なんて、告白できるはずもなく。
無言でいたら、隣の主任が堂々と片手を上げて社長を見た。
「松浦のアリバイを確認する必要はないでしょう。画像は確認されたかと思いますが」
アリバイ? 画像?
聞きなれない言葉に瞼をしばたたいていると、社長は苦笑する。
「念のため……と、言っているだろう」
「……趣味がいいとは言えませんが」
「何故、君が不機嫌になるのかね」
え、えーと。
困っていると、社長の隣に座っていた専務が私と主任を見比べ、微かに眉を上げた。
「一緒にいたのか?」
小さな声は、静かな中でよく通る。
社長の視線が私と主任を交互に見て、楢崎さんが首を伸ばし、それから野間さんが小さく『あーあ……』と呟いた瞬間、目の前にポツンと座っていた女子社員が顔を上げた。
射抜くような視線が突き刺さる。
……わ、私?
「認めません! 上原主任の恋人は私なのに! どうしてそんな女が隣に座っているの!」
え。えーと……座れって言われたからだけど……。
な、なんの確認でしょうか?
「松浦くん。君は昨日の22時頃はどこにいたのかね?」
昨日の22時?
昨日の22時……は、主任の家にいた。
主任に家まで迎えに来てもらって、商店街で告白して大恥をかいて、尚且つ主任の部屋で30分くらい留守番して、ご飯を食べて……。
それから、それからは……えーと。
みるみる真っ赤になっていく私の顔に、社長が不思議そうな顔をする。
まさか、こんな重苦しい雰囲気の中で『上原主任の家でいけないことをしていました』なんて、告白できるはずもなく。
無言でいたら、隣の主任が堂々と片手を上げて社長を見た。
「松浦のアリバイを確認する必要はないでしょう。画像は確認されたかと思いますが」
アリバイ? 画像?
聞きなれない言葉に瞼をしばたたいていると、社長は苦笑する。
「念のため……と、言っているだろう」
「……趣味がいいとは言えませんが」
「何故、君が不機嫌になるのかね」
え、えーと。
困っていると、社長の隣に座っていた専務が私と主任を見比べ、微かに眉を上げた。
「一緒にいたのか?」
小さな声は、静かな中でよく通る。
社長の視線が私と主任を交互に見て、楢崎さんが首を伸ばし、それから野間さんが小さく『あーあ……』と呟いた瞬間、目の前にポツンと座っていた女子社員が顔を上げた。
射抜くような視線が突き刺さる。
……わ、私?
「認めません! 上原主任の恋人は私なのに! どうしてそんな女が隣に座っているの!」
え。えーと……座れって言われたからだけど……。