強引な次期社長に独り占めされてます!
そんなことを考えていたら、バンドの曲が急に激しいものに変わって、思わずステージを振り向いた。
ライブハウスも急に派手な電飾で、何だか違う場所になってしまったみたいだ。
死神の彼もステージを見て何か言っていたみたいだけど、今まで聞こえていた言葉も、バンドの音にかき消されて何も聞こえない。
「なんですかー?」
声を張り上げると、彼は私の耳元に顔を近づけてきた。
微かに感じたのは、少し柑橘系のスッキリとした匂い。
「俺と一緒に、出ないか?」
「何に出場するんですか?」
「いや。何かに出場って事じゃなく。俺と一緒にライブハウス出ないかってこと」
私と……だよね。間違いなく。
にんまり微笑むと、グラスの中味を飲み干して彼の手を掴んだ。
「どーせ、ひとりやふたり、いなくっても問題ないですよね。なら行っちゃいましょうか!」
そのまま彼の手を掴んで、ライブハウスの入口に向かう。
「友達はいいのか?」
「どうせ彼氏のところに行きましたから!」
騒がしいなか怒鳴り合うように会話をしてライブハウスのドアを開け、ふたりで狭い階段を上がる。
夜の街に飛び出すと、ライブハウスの音は消えて喧騒に取って変わった。
ライブハウスも急に派手な電飾で、何だか違う場所になってしまったみたいだ。
死神の彼もステージを見て何か言っていたみたいだけど、今まで聞こえていた言葉も、バンドの音にかき消されて何も聞こえない。
「なんですかー?」
声を張り上げると、彼は私の耳元に顔を近づけてきた。
微かに感じたのは、少し柑橘系のスッキリとした匂い。
「俺と一緒に、出ないか?」
「何に出場するんですか?」
「いや。何かに出場って事じゃなく。俺と一緒にライブハウス出ないかってこと」
私と……だよね。間違いなく。
にんまり微笑むと、グラスの中味を飲み干して彼の手を掴んだ。
「どーせ、ひとりやふたり、いなくっても問題ないですよね。なら行っちゃいましょうか!」
そのまま彼の手を掴んで、ライブハウスの入口に向かう。
「友達はいいのか?」
「どうせ彼氏のところに行きましたから!」
騒がしいなか怒鳴り合うように会話をしてライブハウスのドアを開け、ふたりで狭い階段を上がる。
夜の街に飛び出すと、ライブハウスの音は消えて喧騒に取って変わった。