イカレポンチ
ユウの息をつく音が
耳に届いたと思ったら
肩の上に水滴が次々と零れて
そして
ユウが小さく震えた。
「俺、どーしゃあいいんだよ」
1つ小さく、ユウが言った。
何も成す術がないのだって
何か言ってもどうもできないのも
よくよく分かってる。
「クソが・・・っ」
ユウに何か言葉を求めても
何も言えるはずないのに・・・
「ねぇ、ユウ」
「ん?」
「ベッド行って、話そっか」
力の抜けた腕からは
すんなり抜けれて。
その手をひいて部屋に入った。