お嬢様はじめました。
____……。


ん……何この臭い……。


保健室みたいな臭いがする。


目を開けて余りの眩しさに目を細めた。


ここどこ?



「具合はどうだ?」



へ?


声のする方に首を動かすと、年配の男性が私の顔を見降ろしていた。


……誰?



「あの……どちら様ですか? あとここは__」

「ここは病院だ。」

「病院……?」

「お前さんはバイト帰りに倒れて救急車で運ばれたんだよ。」



あーそう言えばそうだったかも。


倒れた気がしなくもない。
< 10 / 194 >

この作品をシェア

pagetop