〔B L〕朽ちた無花果
「ず、るいです。
そんな、声…////」
「晴……?」
升也さんの肩越しに、たか君と目があった。
その顔は酷く動揺していて、同時に僕を哀れんでるような瞳だった。
「…マヤさん、職業を生かすなら他のことに生かしたらどうです?
いかにも馬鹿の考えそうなことだ。
、、
演技なら演技とはっきり言ってやらないと、思わせぶりは残酷ですよ。」
演 技…
そ、か。
そうだよね、演技以外に何かある方がおかしいよね!
僕の馬鹿、何を勘違いしてるんだ!
なにを…
「思わせぶり?
ということは、貴方にも晴が俺に恋してるように見えたわけですね?」
「………」
「どうです?
貴方の知らない顔でしょう。」
「なるほど。
しかし俺も貴方の知らないハルを知ってますから。
ハルに何があったのか…「たか君、やめてよ。」
もう、やめてよ。