この度、友情結婚いたしました。
あさみにこの気持ちをどう説明したらいいのか、それにさえも戸惑ってしまうというのに、本当に拍子抜けしてしまった。


「仕事も辞めることないとか、言うし」

『まあね、あっちは浮気した側だし、琢磨なりにまどかに対して後ろめたさとか、後悔みたいなものがあったんじゃないの?』

「やっぱりそうなのかな?」


私が思ったことと同じことを言うあさみに、気持ちばかりが焦りソファーから立ち上がってしまった。


『そうに決まっているじゃない。でなかったら、普通そんなこと言わないって!元カノと同じ職場なんて、絶対嫌だと思うよ』

「そう、だよね」


辞めることない。


そう言ってくれたのはきっと、私に負い目を感じているからだよね。


『でも琢磨がそう言うならさ、別にまどかが辞めることないんじゃないの?だって事務職で正社員として雇ってくれるなんて、なかなかない話じゃない。しかもそのふたりはいい人なんでしょ?』

「……うん、すっごく」
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