この度、友情結婚いたしました。
「いいの、琢磨!私別に気にしていないからっ!」

とにかく引き止めたい一心で、もろに本音が出てしまった。


「――は?」

当然琢磨は固まり、嘘だろ?と言いたそうに目を見開き私を見下ろしてくる。


「なんでいいんだよ。だってあいつはお前の夫だろ?なのに、どうしてそんなに冷静でいられるんだよ」

「それはっ……!」


言葉に詰まる。
到底琢磨に本当にことなんて話せないし。

ただ下を向くことしかできなかった。

すると琢磨は「気に入らない」と言いたそうに、舌打ちをした。


「春樹だけは許さねぇ……!まどかを傷つけたんだ、俺にはあいつを殴る資格がある」

「どういう意味?」


思わず顔を上げ、琢磨を見つめてしまう。

そもそも、どうして琢磨はこんなに怒りを露わにしているのだろうか。
昔付き合っていたよしみで慰めてくれるならまだしも、春樹に対してこれほど怒るのは、少しおかしくない?
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