この度、友情結婚いたしました。
「でもその肝心の弁護士先生様は不在だったんだろ?」
「うん、だからまた明日改めて履歴書持って行くことになったの」
なんでも裁判のため外出中だったらしい。
一通り説明するも、彼はいまだに腑に落ちないようで、おかずのから揚げを頬張りながら唸るばかり。
「なーんか胡散臭いよなぁ。そもそも普通、たまたま通りかかったまどかを、いきなり雇うなんて言うか?しかもその女の人が所長ってわけじゃなくて、ただの経理担当なんだろ?」
「それがその人、所長の奥さまなんだって!だから大丈夫だと思う」
そりゃ私だってこんなうまい話に簡単に引っかかるほど、子供ではない。
なんせ詐欺が多発している世の中だし、うまい話には裏がある……ってことは重々承知している。
けれど声を掛けてくれた女性は、人を騙すような人には見えないし、なんかうまく言えないけれど女性の醸し出す雰囲気がとても柔らかくて、安心できて。
そしてなぜか初対面とは思えないくらい話しやすくて。
なにより事務員がいなくて、本当に困っているようだったし、信じても大丈夫な気がしちゃったんだ。
「とりあえず明日行ってみるよ。まだ正式に採用してもらえたわけじゃないし」
「うん、だからまた明日改めて履歴書持って行くことになったの」
なんでも裁判のため外出中だったらしい。
一通り説明するも、彼はいまだに腑に落ちないようで、おかずのから揚げを頬張りながら唸るばかり。
「なーんか胡散臭いよなぁ。そもそも普通、たまたま通りかかったまどかを、いきなり雇うなんて言うか?しかもその女の人が所長ってわけじゃなくて、ただの経理担当なんだろ?」
「それがその人、所長の奥さまなんだって!だから大丈夫だと思う」
そりゃ私だってこんなうまい話に簡単に引っかかるほど、子供ではない。
なんせ詐欺が多発している世の中だし、うまい話には裏がある……ってことは重々承知している。
けれど声を掛けてくれた女性は、人を騙すような人には見えないし、なんかうまく言えないけれど女性の醸し出す雰囲気がとても柔らかくて、安心できて。
そしてなぜか初対面とは思えないくらい話しやすくて。
なにより事務員がいなくて、本当に困っているようだったし、信じても大丈夫な気がしちゃったんだ。
「とりあえず明日行ってみるよ。まだ正式に採用してもらえたわけじゃないし」