姫と年下王子たち
小学生のとき。

捨て犬を拾ったけど、お母さんに飼えないと言われ、大泣きしてこの河原へ。


中学生のとき。

仲のよかった友達が関西に引っ越すことになり、泣きながらこの河原へ。


高校生のとき。

所属していた吹奏楽部の発表会で、まさかのソロパートを失敗し、落ち込んでこの河原へ。


あたしは、悲しいことやショックなことがあったときには、なぜか必ずこの河原へくる。
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