姫と年下王子たち
俺がそう言ったとたん、秋月さんは店長に一礼すると、そのまま飛び出して行った。


…え。

俺、なんかマズイことでも言った?


俺は首を傾げる。


しかし、店長のやりきれないような表情を見て、あることを悟った。


「…まさか店長、…秋月さん……」


店長は、なにも言わずに頷いた。


それは、秋月さんがクビになったことを意味していた。


「実は今日、秋月ちゃんのレジ操作中に、3万円がなくなってね…」
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