姫と年下王子たち
「絢斗もやっちゅーねん!」

「ほんとそれっ」


…なんだか、笑えてきた。


俺たちは、しばらく花火を眺めていた。



「…なぁ、桔平」

「ん?」

「本当に…、ひなのこと…マジなわけ?」

「うん、マジっ」


…そっかぁ。

好きな女が被っただけで、俺が桔平の恋を否定する資格なんて…ねぇもんな。


「…涼は?涼もマジなのか?」

「ああ」


涼は、多くを語らない。
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