姫と年下王子たち
だから、俺はなるべく邪魔にならへんように、小さな声で話して、身を屈めた。

ひなちゃんも、身を屈める。


ひなちゃんは小っちゃいんやから、屈まんでも大丈夫やのにな。


劇は、クライマックスやった。

まぁ正直、俺らのクラスの方がいいなっ。



前の劇が終わり、体育館内が明るくなる。


「いよいよ、次だね!」

「そやなっ。俺ちょっと、裏の様子見てくるわぁ」
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