姫と年下王子たち
「わーい!メシだ~!」


俺の目の前に、トレイに乗って小皿に分けられた食事が置かれた。


「さっそく、いただきまー…」


と思ったが、右手にギプスがはめられていて、動かしづらいことに今気づいた。


骨は折れてねぇが、ヒビが入っているらしい。


…仕方ねぇ。

左手で、スプーンを使って食うか。


俺は、スプーンを握った。


しかし口へ運ぼうとすると、ポロッと皿の上に落ちた。
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